あなたのウイスキー通レベルをチェック!バーで頼むとかっこいいウイスキー銘柄15本

ウイスキー

これまで見た事も聞いた事もない銘柄を多く取り揃えているバーですが、お店によって品揃えのラインナップには幅があります。

しかしながら、5大ウイスキー産地の代表的なものは取り揃えてある場合がほとんどですし、カクテルベースとなるようなクセの無い銘柄はやはり豊富にストックされてあるのが常です。

今回、バーで頼めるウイスキー15銘柄をご紹介しています。あなたはどれだけ知っていますか?

初心者が安心して頼める銘柄5本

ウイスキーはボトルの市販価格が千円もしない安物から、数十万円にもなるような年代物までラインナップが非常に豊富なお酒です。

プレミアがつく高級品ともなると、…もう天井知らずの世界。

バーでも1ショット数百円から数万円のものまで、その価格帯はやはり幅広いわけですが、値段が高ければ高い程美味である…とも限らないのが嗜好品の難しい所。

できれば失敗は避けたいですので、ここでは初心者でも失敗しないおすすめの銘柄をまずは押さえておきましょう。基本的には飲みやすさ、そして一般的なバーでの平均価格も考えて選んでいます。

銘柄1 オールドパー12年

岩倉具視がヨーロッパ視察のお土産として日本に初めて持ち込んだともされる銘柄。
これまでに多くの著名人が愛したブレンデッドウイスキーとして知られていますが、今現在は一般人でも試しやすい価格となっています。

フルーツにも似た香り、味わいには甘みもあり、口当たりはスムースですが余韻がしっかり。

1杯の平均価格 1000〜1200円前後

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上品な甘さを感じる香り、調和のとれた柔らかな味わい、奥行きのあるかすかにスモーキーな余韻。加水してもバランスが崩れない味わいは、和食とも好相性。

銘柄2 グレンフィディック12年

一般向けに初めて販売されたシングルモルトで、なおかつ現在世界で一番売れている銘柄です。

フルーティーでまるで洋ナシのような香りが特徴で、個性派揃いのシングルモルトの世界では意外なほどあっさりと飲める味わい。

気に入った場合、スーパー等でも容易に購入できる手軽さも魅力ですね。

1杯の平均価格 1000〜1200円前後

銘柄3 グレンモーランジィ オリジナル

ウイスキーの仕込み水は軟水を選ぶのが基本ですが、この銘柄は硬水を使用した変わり種のウイスキー。

常識外のアプローチですが、さらにこちらのウイスキーを製造する蒸留所ではスコットランドで最大、5mを越える大型蒸留器を設備、雑味を排除したピュアな味わいを獲得する事に成功したのです。

フルーティーでフローラル、スイートでまろやかな口当たりは初心者以外にも多くのファンがいます。

1杯の平均価格 1100〜1300円前後

グレンモーレンジィ オリジナル 箱入り [ モルト ウイスキー イギリス 700ml ]
Glenmorangie(グレンモーレンジィ)
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原材料:大麦

銘柄4 フォアローゼズ

他のウイスキーとは違う独特のクセが苦手…と感じる方も少なくないバーボンですが、
こちらの銘柄は他製品よりも長い貯蔵年数、10種類の異なる個性の原酒をブレンドさせて製造、華やか、フローラルな香りが飲み干した後の余韻でも感じることができます。

バーボン入門にはおすすめの銘柄と言えるでしょう。

1杯の平均価格 700〜900円前後

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原産国:アメリカ合衆国

銘柄5 白州

ウイスキーの仕込みに最適な水が長期的に渡って採集できる地を長年探し続けていたサントリー。
遂に見つけたのが白州で、世界的にも珍しい深い森の中にある蒸留所となります。

自然のろ過装置で数十年かけて育まれた天然水、清浄な空気のもとで生まれた白州は、ほんのりとしたピート香、そして若葉のようなみずみずしさ、軽快な口当たりながら奥行きも感じさせてくれます。

青りんご、洋ナシにも似たフルーティーな香りはぜひ一度体験してほしいですね。

1杯の平均価格 1000〜1200円前後

ちょっと高めなウイスキー銘柄5本

ウイスキーに慣れてくると味わいの違いが分かるようになり、それを楽しめるようになってきます。
これまで紹介した銘柄よりも少し高め、しかし強い個性だけでなく飲みやすさがしっかりと備わっているものがこちら。

銘柄6 バランタイン17年

世界でも特に名が知られたブレンデッドウイスキーの定番、バランタイン。
こちらは熟成年17年以上の原酒、40種類以上の数を用いて複雑なハーモニーを形成、
バランスの取れたクリーミーで気品のある香りが特徴です。

1杯の平均価格 1600〜2000円

ブレンデッド スコッチ ウイスキー バランタイン 17年 [イギリス 700ml ]
バランタイン
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原材料:モルト、グレーン

銘柄7 ザ・マッカラン12年シェリーオーク

シングルモルトのロールスロイスと称されるザ・マッカラン。
ハイエンドクラスの価格帯、上品で気品のある香り、まろやかな甘さなどがそう言わしめる理由となります。

こちらはザ・マッカランの中では特に浸透している銘柄ですので、多くのバーで頼むことができるでしょう。

エントリーモデルながら厳選したシェリー樽で熟成した原酒による華やかさ、ほのかなスパイシーさは素晴らしいバランス感覚。

1杯の平均価格 1600〜2000円

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シングルモルトのロールスロイスと賞えられているシングルモルトウイスキーの最高峰。フルーティーな芳香と豊かな口あたりが特徴。

銘柄8 ボウモア18年

ボウモア蒸留所はアイラ島の最古の蒸留所で、海岸のすぐそばに立地、熟成させる原酒は少しずつ潮の香を含んでいきます。

アイラ島のウイスキーらしくスモーキーな印象は有りますが他のアイラよりは控えめ、そしてハチミツや花のような華やかな香りとまろやかな味わいにて「アイラの女王」と呼称されているのです。

18年はシェリー樽由来のトフィーや完熟フルーツのような濃い甘みある香りが楽しめます。

1杯の平均価格 1600円〜2200円

銘柄9 響17年

サントリーの創業90年時、記念として生まれたウイスキーが響で、今ではジャパニーズブレンデッドの定番、そして海外での評価も合わせると国産最高峰の位置づけとなっています。

響17年は完全自社生産のモルト、グレーン原酒にて生まれる繊細で複雑なハーモニーを味わえますが、現在は原酒不足で販売を停止、今市場に流通しているものも価格が高騰しています。

1杯の平均価格 不明

銘柄10 カネマラ12年

3回蒸留、ノンピートといった伝統製法を持つアイリッシュウイスキーの中では珍しく2回蒸留、そしてピートをふんだんに使った銘柄。

しかしアイラ島のような重厚さはなく、バニラやアーモンドの香りが感じられます。
初心者であってもスムーズに楽しめるでしょう。

1杯の平均価格 1600円〜2200円

通好みな人向け、または格好つけられる銘柄2本

ウイスキーに慣れてくるとハードでタフなイメージに憧れてくるものです。
あまり一般受けしない、しかし個性が際立っている銘柄を頼めば周りの評価も変わってくるかも。
もちろんウイスキー初心者が無理にマニアぶりを発揮すると「イタい」振る舞いともなりますので、気取り過ぎるのは禁物です。

ともかくここでは通な方が選ぶことの多い銘柄を紹介しています。

銘柄11 ラフロイグ10年

アイラモルトの代表選手、非常に強いピート香、薬品のようなヨード香が特徴です。
スモーキー過ぎて受け付けない人も少なくありませんが、愛せる人はそれこそ一生レベルで付き合うことになる銘柄。

慣れると味の奥底にある甘みがしっかりと感じられるようになります。
シングルモルト史上初、イギリス王室ご用達のウイスキーに選ばれたことでも有名です。

1杯の平均価格 1200円〜1500円

ラフロイグ10年 [ ウイスキー イギリス 700ml ]
ラフロイグ
¥6,534(2024/04/10 01:34時点)
アルコール度数: 40%

銘柄12 ブナハーブン 12年

ピートによるスモーキーな香りが特徴のアイラモルトですが、こちらはその中では異色、あまりピート香を感じない製品です。

ですのでクセが無くライトな風味、そして潮の雰囲気が良く見えてきます。
アイラなのにアイラらしくない、何とも通好みな銘柄。

1杯の平均価格 1000円前後

癖が強いウイスキー銘柄3本

嗜好品の世界はとかくマニアックになりがち、これは当然生産者の方にも当てはまります。

三度のメシより好き…ではありませんが、やはり生産する側には情熱と偏狂ぶりが高まった人間は一定数存在、マーケティングを考えるととてもリリースできないようなものだってたまには楽しめたり…。

強いこだわりによって生まれた個性、癖が溢れるような銘柄も一応紹介しておきます。

銘柄13 ピートモンスター

アイラ島や東ハイランド、マル島の蒸留所で作られたピート香激しいモルト原酒のみを用いて仕上げたブレンデッドモルトが本製品。

ピート香、スモーキーフレバーは当然強いですが、まろやかな甘みも感じられます。

1杯の平均価格 不明

銘柄14 ブラントン ストレート フロム ザ バレル

加水、フィルター処理を経ずに瓶詰、樽出しの味わいをそのまま製品化したバーボンウイスキー。
華やかな香りの濃厚さは、他のバーボンとは一線を画しています。

そしてなんといってもすごいのがアルコール度数で、平均66度と喉が焼けるような体験ができます。

1杯の平均価格 不明

銘柄15 和馨(わきょう)

サントリーと酒販会社、信濃屋とのコラボウイスキーで、539本しかボトルが存在していないとされている希少品です。ネットオークションで数十万円で取引されるようなもので、バーには置いていないとは思いますが今回おまけとしてご紹介させていただきました。

山崎蒸留所に貯蔵されているミズナラ樽で熟成させたモルト原酒等をぜいたくにブレンドして芳醇な香りを獲得、味わいもまろやかでスパイシーに仕上がりました。

平均価格 不明

あなたのウイスキー通レベルは?

今回ご紹介したウイスキー銘柄15本のうち、何本ご存知でしたでしょうか。

あなたのウイスキー通レベル

3本未満 無知な人
3本以上 一般人
5本以上 ただのウイスキー好き
8本以上 相当なウイスキー通
10本以上 バーテンダーレベル
12本以上 神レベル

ご紹介した銘柄

オールドパー12年
グレンフィディック12年
グレンモーランジィ オリジナル
フォアローゼズ
白州
バランタイン17年
ザ・マッカラン12年シェリーオーク
ボウモア18年
響17年
カネマラ12年
ラフロイグ10年
ブナハーブン 12年
ピートモンスター
ブラントン ストレート フロム ザ バレル
和馨(わきょう)



バーで頼むとかっこいいウイスキーですが、あまりドヤりすぎてもかっこ悪いですからほどほどにして自分好みの銘柄や、産地のウイスキーを楽しみましょう。