ウイスキーのショット・シングル・ダブルって何?おさらいしておきたいウイスキーの頼み方

ウイスキー

少し暗めの落ち着いた照明、こだわりの内装やカウンターなど、普段の家飲みとは違う雰囲気で飲めるのはやはりバーのだいご味。

店によってストックの数は違えど、数百銘柄、それ以上のコレクションがあるわけですので、行く度に新しい発見があるのも魅力です。

もちろん知っている銘柄であっても飲み方、熟成年度の違いによる味わいの変化を楽しめますし、自分では作るのが難しいウイスキーベースのカクテルをプロに作ってもらうのもいいでしょう。

そう、何よりもバーにはお酒のプロであるバーテンダーが在籍しているのも大きな特徴です。
ウイスキーをもっと深く知りたいのなら、ぜひオーセンティックバーに行くことをおすすめします。
では、行く前に押さえておけば良い要素をいくつかご紹介してみましょう。

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バーの選び方

バーごとにコンセプトがあり、映画やドラマで見た事があるいかにも上級者が向かいそうなお店から、カジュアルな雰囲気で女子会やパーティー向きのお店まで、その幅はかなり広いです。

ウイスキーをじっくりと、そして深く知りたいのであればラウンジ系の音楽が静かに流れているような本格的なお店の方が間違いないでしょう。

都内ともなるとウイスキーのラインナップが1000以上を誇るようなバーも存在しますが、ここで気になるのは、オーセンティックなお店に行っても緊張せずに過ごせるのか、という事。

普段からカジュアルなバーで過ごしている方は…ほぼ確実に緊張しますので、それは覚悟しておいてください。

バー初心者の方は、最初はカジュアルな雰囲気のバー、スポーツ観戦などが楽しめる各種アミューズメントバーなど、明るく適度に喧騒があるお店で慣れていく、というアプローチもおすすめです。

またバー通いに慣れている方が周囲にいるのであれば、一緒に行ってみるのが確実。
仮に普段そこまで交流がない方であったとしたら、むしろチャンスかもしれません。

そういった関係でも色々と尋ねて、なおかつ真摯な姿勢で知らないことを学べる方であれば、
きっと初めて入るバーでもマナーを守ってバーテンダーと楽しく会話ができるはずです。
お店の雰囲気、バーテンダーの接客態度等を事前に聞けるのでしたら、それも参考にするべきでしょうね。

ウイスキーの頼み方

バーではジガーという計量器でカクテルの材料、リキュール等の分量を量りますが、ウイスキーもそれにならいます。

ジガーカップ一杯で30mlもしくは45mlで、これがいわゆる「シングル」の量になります。
ショットと呼ぶ場合も多いですが、ショット1杯はシングルショット2杯はダブルと理解しておいて大丈夫です。

「ロックをダブルで」、と頼めばオン・ザ・ロックをショット2杯のウイスキー分量で作ってくれます。

ちなみに銘柄以外に何も告げないと、ほぼ100%ストレートのウイスキーがショットで出てきます。
メニュー表に出ている値段というのは、ショットの値段となります。

「ハーフ」と書いてある場合、ショットの半分の量が出てきますが、複数銘柄を少量ずつ楽しみたい方などにはおすすめですね。

ストレートしか出さない!というお店は基本的にありませんので、水割りで飲みたい場合、ロックで飲みたい場合はそれを遠慮なく告げましょう。

数分後に、自宅で作るよりも確実に美味しい状態で提供してくれます。
また水割りやロック向き、ストレート向きの銘柄はありますが、慣れてくると自分でもそれが分かるようになりますし、バーにはそういったことも全部バーテンダーに教えてもらえるメリットもあります。

ストレートやロック以外の飲み方で頼みたい場合はこちらの記事をご覧ください。

マナー、ドレスコード

バーは大人が楽しむ場所です。カジュアルなバーであれば騒いだり賑やかに振る舞うことは常識の範囲内であれば不問ですが、落ち着いた雰囲気の場でそういったこと行うのはやはり相応しくはありません。

お酒が入って気分が大きくなるのは致し方ないとはいえ、声を荒げたり、不遜な態度をとるのは絶対にタブーです。

またドレスコードは不文律として存在しているという感じで、まあ常識的に考えてジャージや短パン等は避けるべきアイテムです。

社会性、常識、といったことを第一に考えると、カジュアルな装いであってもおのずと落ち着いた雰囲気になることを意識しますよね。

あまりいないとは思いますが、それが分からない方は自宅で飲むことをおすすめします。