お酒を美味しくいただくためにお料理に手間暇かけることは、心身共に満たされる感じがして楽しいですよね。でも、毎回そうもいかないのが人生。仕事もあるし、家事もあるし、ママ業もあるし。キッチンに立つことが面倒だなって思うこともあるでしょう。人間ですもの。お惣菜を買うのも楽チンですが、ちょっとは体に気を遣いたい方、節約したい方にはオススメのレシピです。缶ビールでも開けながら作ってみてくださいね。
本当にレンジしか使わないレシピ
⑴ この時期ぴったりのネバとろ豆腐
そのまますぐ食べられるので、耐熱のお皿に入れて調理しましょう。まず、木綿豆腐100gくらいを平たく敷き詰めます。その上に、オクラとすった長芋、本だしを少し加えて豆腐にかけます。よく混ぜた納豆を乗せて、レンジで温める程度に加熱。仕上げに卵黄をトッピングして完成です。パンチが欲しい方は、キムチやチャンジャなどのアクセントを。まろやかにしたい方は、チーズをかけてレンジに加熱すると変化が楽しめます。濃い味が好きな方は、めんつゆを足してみてください。ヘルシーで簡単なのに、栄養もバッチリで忙しいときにはこれに尽きます。
⑵白菜のたらこ和え
名前からも想像がつく通り、白菜とタラコを和えたシャキシャキおつまみです。野菜を食べた方がいいとは分かっていてもなかなか食べれていないのが現実。そんな時はレンジでカサを
減らしてみると、意外と食べやすいです。必要な分の白菜を適当に切って、タラコも細かく切ってビニール袋に入れます。タラコが満遍なく白菜に絡むように揉みましょう。次第に白菜の水分も出てきて、一体感が生まれます。白菜だけでは物足りない時は、長ネギを加えてあげると程よく苦みや辛味が合わさって大人の味になります。お皿に盛ったら、白菜がしなしなになるくらい加熱しましょう。仕上げに鰹節とだし醤油をかけて完成です。簡単すぎて料理と言えないかもしれませんが、お酒に合う。特に、日本酒がいいかもしれませんね。
⑶サバのトマト煮風
家庭の味方！鯖の水煮缶を使います。耐熱ボールに塊をほぐしたサバと、あらかじめ加熱して柔らかくしたジャガイモと人参を加えます。冷凍のコーンがあれば加えるのもグッドです。塩コショウ適量とケチャップ大さじ1.5、ソースと豆乳を隠し味程度入れて軽く混ぜます。レンジで2分くらい加熱して、調味料が食材に馴染んでいたら完成です。コクを出したければ、ニンニクや生姜を使うと深まりそうです。豆乳がなくても美味しいのですが、独特のまろやかさがサバを包むのでぜひアリで試してみてください。
どれもこれも本当は生で食べられそうなものばかりなのですが、加熱をすることで体はあったまるし、何より味が染み込んでいて噛むほどに美味しいんです。どのレシピにも好みの食材を加えれば、あなただけのスペシャルレシピになります。ほんの一工夫で立派なおつまみができると思ったら、フライパンや鍋を使わなくても十分素敵な晩酌タイムになりませんか。どうか手のこんだ料理を作れなかったと自分を責めることなく、簡単な料理でも行動を起こした自分に拍手をしましょう。今日も素敵な晩酌タイムとなりますように。