スパイシー?チョコレート?ワインの表現方法を充実させよう

ワイン

ワインを飲むようになって、最初はただただ”美味しい”というシンプルな言葉で十分だったんです。きっと、ワイン好きの皆さんもそうなのではないでしょうか。

ところが、同じエチケットのワインを選ぶたび、好きな品種が分かるたび、ワインの奥深さが分かるたび、美味しいで終わらせたくないって思ったんです。

世の中には、かっこいい表現があふれています。でも、上っ面だけで使うと浮いてしまったり、自分が思っていた意味合いにならなかったりしますよね。今回は、肩肘張ることなく使える表現をお伝えします。ぜひ、自分の言葉に乗せてみてくださいね。

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ワインの表現は人の数だけあって面白い

表現するには、見た目・味・香りに当てはめていきます。

1 外観と言われる見た目から。

ワインの色や光沢感を視覚的に楽しみます。山地や品種によって多少なりとも違いは出てきますが、宝石や色調で表現するのが一般的です。赤ワインであれば、明るい赤や、オレンジや紫よりの赤などわずかな変化を、白ワインであれば、無色や淡い黄色、琥珀色など比較的シンプルな表現を使います。バーが似合う大人女子だったら、光沢感を宝石で表してみてほしいです。

2 グラスに入った状態の、香りを楽しむ番です。

ワインの世界には100以上の香りが存在しており、本来の香りのことをアロマと呼ぶそう。よく耳にするのは、花や木などの植物やハーブやスパイスを例えにしたものですね。

原料であるぶどうが本来持っているアロマに加えて、熟成されていく中でまた別の香りが生まれていくブーケという呼び方があるなんて、神秘的です。

だからこそ、自分のお気に入りの言い回しが欲しいですね。例えば、フレッシュフルーツ(ベリーやチェリー、洋ナシなど)、ナッツ類、キャラメルやバター・コーヒーなどの焦げた香りが初心者向けでしょう。一方で、酸化したインなど口に合わないものには、腐ったリンゴや馬小屋というような表現の仕方があるそうです。意外と大胆ですよね。

3 口に入ったら、舌で感じます。

一番最初に感じる味わいを”アタック”と言うそう。口の中に、瞬時にインパクトを与えるようなイメージでしょうか。その際には、アルコール度数やタンニンによる重い・軽いと言うワインの特徴から、甘い・辛いというような風味にまで触れることになります。

この時にも、前節の香りで使った果実やナッツ類等の表現を被せてみるのもいいでしょう。ちなみに、重い・軽いという表現は赤ワインで使われることが多く、白ワインに対しては硬さや厚みで表現するようです。若干、繊細な表現なので分かりづらいですが、精一杯味わって自分なりに想像してみることが何より大切です。

意外にも、ワインの表現には堅苦しさがなく拍子抜けしてしまいました。当然のことながら、一つ一つのワインの歴史や味わいを知るソムリエのように語れたらかっこいいのですが、まずは自分が”ワインを伝える”ということを楽しむこと。

そこに、自分が感じたままの感想を重ねてみるというアクションが必要です。ここにあるような例だけでなく、人の動きや仕草、動物、人生においての思い出のシーンでさえ、ワインを表現するには充分なのです。ぜひ、自分だけの、家族間だけの、仲間同士だけの言葉を生み出してみてください。