家で美味しいカクテルを作るには、自家製シロップを使うべし!

カクテル

お金を払えば、美味しいものが何でも簡単に手に入る時代。コンビニやスーパーにも品揃え豊かな既製品が並んでいます。今回は、カクテルには欠かせないガムシロップ(シュガーシロップ)のお話です。通の方は、もうすでに手作りの良さに気づいているかもしれませんね。ガムシロップは簡単に作れて、しかもこのひと手間がカクテルの味わいに大きな影響を与えるんだそう。まさか〜!って思う方こそ、ぜひ試していただきたい。

バー・カフェのホームページ作成なら

【PR】バーのホムペでは、バー・カフェの0円ホームページ制作サービスをはじめました。
バーのホームページ制作 バーのホムペ

シロップ作りは意外と簡単!?

シロップを作るって何も難しいことではないんです。グラニュー糖と水を用意して、火にかけてグツグツと煮詰めるだけ。グラニュー糖と水の比率は、1:1です。

分かりやすいですね。ただし、甘党の方や逆にもっとさっぱりさせたい方は、その都度気分によって量を調節してください。出来上がったものは耐熱容器(ガラス製の容器)に入れて、だいたい1ヶ月くらい保存可能です。

カクテルにはもちろん、コーヒーやお菓子作りなんかにも役立ちますよ。正直、既製品にはいろんなものが入っていて少々不安になりますよね。ガムシロップもその一つで、アラビアガムという植物の樹から取れる粘質物を含みます。

おかげで、長期保存してもガムシロップが変化なく使えるというわけです。そうは言っても、小麦粉や生物の食材に比べて目に見えて腐るような心配はないし、そこまで体への害に敏感になる必要はありません。しかし、自分で作ったものを安心して身体に吸収することは結局自分のためにもなるんです。

フルーツシロップにもチャレンジ

さらに凝ったものを作りたいという方は、フルーツシロップにチャレンジするといいでしょう。
市販のシロップは思い浮かべるだけでもたくさんの種類があって、全部揃えるのは大変です。カクテルが好きで毎日飲むといっても、一度に使うシロップの量は限られています。ましてや、明るい色のシロップこそ何が入っているのか明確でないものもあります。

そんなときに、使いたい分だけ・必要な分だけという風に調整できるのは、やはり”手作り”です。万能なシロップ2つをご紹介します。

レモンシロップ

レモン3個(中の白い皮までむく)とグラニュー糖または上白糖を100g用意します。煮沸消毒したガラスの瓶にレモンとグラニュー糖(上白糖)を交互に、うまく混ざるように入れます。1日1回煮沸消毒したスプーンで混ぜるか、瓶を振ります。それを1週間ほど繰り返すと、シロップができ上がります。作り始めてその日に完成するわけではないのでもどかしいですが、その過程を楽しんでからカクテルに使ってほしいです。

ジンジャーシロップ

生姜200gとグラニュー糖または上白糖を150g用意します。生姜は皮付きのまま薄切りにして、ボールにスライスした生姜とグラニュー糖(上白糖)を入れます。そのまま放置して水気が出るのを見届けてから、鍋でグツグツ煮詰めます。アクが出てくるので、都度綺麗にとってあげて、その後10分くらいしたら完成です。生姜ごと瓶に詰めて完成。だいたい1ヶ月くらい保存可能だそう。自家製のジンジャーハイボールもできるし、ワインに混ぜたら立派なカクテルにも大変身です。

料理にせよ、編み物にせよ、音楽や芝居にせよ、1から作り上げたものへの愛情って凄まじいですよね。そんなに重く考えなくていいのですが、全ての工程を自分の手で行うということに意味があるのです。更に美味しく、更に深い味わいの1杯に出会うために、皆さんの時間をほんの少しこだわりに使ってみてください。